電話は緊張する。あの呼び出し音の緊張感はなんなんだろうか。電話している間はそこまで嫌いじゃない。どんなに寝癖がひどかろうと、靴下に穴が空いていようと問題ないから。そして電話を切った後は謎の開放感がある。あの開放感を圧縮して錠剤にして、瓶に詰めて売って欲しい。
とあるラッパーのインタビューを観ていたら、20年後は大麻が合法の国で大麻栽培をして暮らしたいと言っていた。彼は日本人で日本で活動しているけど、大麻を売ってたり、大麻を吸っていることを普通に公言している。どうして捕まらないのか疑問。20年もすれば合法化してると思うけどね。僕の予想では猫と大麻は似ている。あくまで予想。猫は素晴らしい。
海外ドラマを見るのに飽きてきた。脚本はどれも練られていておもしろいし、お金もかかっていてfunnyなんだけど、どうしても慣れてしまう。人間の欲は尽きない。楽しいことはなかなか慣れない仕様にしてほしい。嫌なことにはすぐ慣れるようにしてほしい。でもそうなると向上心が低下する？もう向上しなくていいでしょう。地球万歳。
万年筆が好きだ。でも万年筆コレクターになりたいわけではない。なぜなら同じものをずっと使い続けることを美徳としているから。そんな根気はないのだけど。おじさんになったら若い人に万年筆をあげようかな。うわ、いらねぇ、と思われそうだからやめよう。プレゼントはその人が買わないけど、欲しいものを選びたい。これはなかなか難しい。ダーツでいうところのダブルを狙うようなものだ。ちょっと外したら0点になるかもしれない。
この万年筆は大須の万年筆屋さんで買いました。アメリカで買ってきた中古の万年筆だそうです。
小学生の頃、サンタさんに犬が欲しいと頼んだ。真剣にお願いした。25日の朝飛び起きて家中探し回り、庭も探し回って、どこにもいなくて、布団に立て籠もって心の中でわんわん泣いた。犬だけに。
赤ワインを買ってきた。ラベルを剥がすとなんとコルクだった。激安ワインがコルクを使うな。Googleでコルク、栓抜きなしで検索。ネジを刺してペンチで引っ張ったが抜けず。泣く泣くワインオープナーを買いに行く。上手に抜けて笑顔。コルク栓ができた当時ワインオープナーのような利器はなかったはずだ。どうやってコルクを抜いていたんだろう？
地図を使うのが得意じゃない。紙の地図なんて使ったことがない。一生使わないのだろうか。買い物に行く時はメモ帳を破って買い物リストを作る。買い物リストなしで買い物できる人はすごい。確実に何か忘れてしまう。部屋の鍵をかけるのをよく忘れる。買い物に行ってニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、豚肉…をカゴに入れて会計しているとき恥ずかしい。レジの人に今日はカレーだなって思われてそう。カレーです。名探偵。
乗り物酔いが酷い。小さい頃から酷かった。東京で従姉妹が結婚式を挙げたとき、上りの新幹線で僕と姉はずっと吐いていた。二人で交互にトイレを占領していたので、車掌がティッシュをくれたり、トイレに来た乗客に優しい言葉をかけられたりした。大人になったら治ると聞いていたがそんなことはなかった。教習所に酔い止めを飲んで行った。酔い止めの箱に、運転してはいけませんと書いてあったのでやめた。眠くなって事故るらしい。酷い時はエレベーターで酔う。最悪の場合、地球の自転で吐きそうになる。と大学入りたての頃はよく言っていたけど、あんまりウケた覚えがない。研修医の先輩と朝まで飲んだ後、バスと電車で30分以上かけて帰っている時、死にそうだった。スーツに革鞄でものすごく会社に行きたくないひとみたいになっていた。そのとき二度と飲むまいと誓ったのだが…。
