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パイナップルと警報

ある日下宿でひとり寝ているとケタタマシク警報が鳴った。夜中の2時である。僕はとび起きて、警報の聞こえるほうへ跳んでいく。暗かったので足の小指を何かにぶつけた。インターホンのやつが火事を知らせていた。マンションで火災ガーとアナウンスしている。避難してくださいと言う機械の声を信用して、逃げることにした。パジャマにコートを羽織って、はてさて部屋が燃えるとて何が必要か考えた。なにも思いつかないのでとりあえず財布だけ持っていった。階段を降りて一回に行くと人が10人くらい集まってざわざわしていた。怪訝そうなすっぴんのお姉さんと、怪訝そうな会話をした。結局誤報だった。部屋に戻って座ってひと息。ふと足元を見ると、白い靴下が真っ赤だった。小指の爪が粉砕していた。すごい真っ赤だった。気づかなかった。アドレナリンってすごいね〜。ほんと怪我すると風呂が大変で嫌になるね。次の日から逆立ちでお風呂に入りました。それから半年ほど経って同じように夜中に警報が鳴ったことがあるが、眠かったので無視して寝た。童話オオカミ少年を思い出す。これを書いているということはそれも誤報だっということ。

パイナップルが点々と書かれた柄シャツを着た男がいた。とても素敵な服だと思った。「恋する惑星」という香港映画がある。主人公は男性の警官でエイプリルフールに彼女にフラれてしまう。失意の男はパイナップルの缶詰を買い漁る。パイナップルは彼女の好物であった。そして男は自身の誕生日である5/1が賞味期限のパイン缶を買い漁る。やけになって30缶を一晩で平らげる。彼女は帰ってこない…。それ以外の場面は何も覚えていない。香港映画は日本の映画よりカラフルで洒落ているように見える。フランス映画よりもわかりやすい。GUで靴下を買った。小さいパイナップルが何個も書いてあるやつ。フルーツの缶詰は甘過ぎて買う気にならない。言葉の響きは良い。フルーツの缶詰。

パイナップルも警報もなにも関係がない。Wikipediaはリンクを辿れば、二つの単語を6回以内に繋げられるという。パイナップルと警報も繋がるかも知らない。やってみよう。

警報

地震

インドネシア

パイナップル

 

お見事。万歳。