東京ゴリラについて その1
東京ゴリラについて書きます。
緑色の服を着ていると何だか人の目に付かないような気持ちになります。私だけでしょうか。
私たちの先祖は森という緑の世界で暮らしていました。先祖たちの肌は樹木の肌に良く似ていたんじゃないかと思います。
私は生い茂る葉っぱに隠れたいと思います。
葉っぱの裏にくっついている小さい虫は、床も壁もない天井だけの物件でほぼ百点満点のプライバシー保護を受けています。
私は上司にひどく怒鳴られたことがありまして、帰りに酒屋で5000円もする日本のウヰスキーを買ってそれを近所の森に置いて帰りました。
美しい翠のボトルは私のくだらないワンルームよりも、森で溶けていく方が合っているとその時は思いました。
瓶って溶けるのかなーって帰りの電車の中で声に出してしまいました。イヤホンからは忌野清志郎の叫び声が聴こえていました。
なので自分が声を出したことに気づきませんでした。
野球部の中学生がこっちを凝視していました。そういうことでしょう。
家に帰ってテレビをつけると、東京は慣れましたか?とオバさんが娘に語りかけているCMが流れてきます。
私が思うに東京に慣れることは無理ですが、東京にいる自分に慣れることはできると思います。
意見を述べたからには説明しなければなりませんが、特に有用ではなさそうな比喩表現を引っ張ってきますと、フラれたら最悪ですが、フラれないことが全てだと思ってる人は少ないということです。
説明が下手で申し訳ないんですが、自分への戒めとしても削除せずに話を進めていきます。
あまり深く考えないでくださいね。
今日はここまでにします。早く寝たくなりました。眠いわけではないのですが、早く寝たいときありますよね。ありますよ。早く寝ましょうね。